野球肩の痛みの原因も投球フォームの崩れや、過度な投げ込みなど技術的なことや練習量などが大きく関わってきます。
特に成長期のお子さんは骨格や筋力が備わっていない時期に無理をしてしまうと、関節を支えている筋肉や靱帯などを損傷し、後々取り返しのつかないことになる場合も少なくありません
最近は少年野球、小学及び中学硬式野球でも投球制限が定められているため、私が小学生、中学生の時に比べるといくらかマシになっていますが、それでも無理して痛みを発症する選手は多く見られます。
まず痛みを発症する選手の特徴として投げ方が悪いという共通点があります…
投げる動作は指でボールを握って腕で投げますが、正確に言うと、下半身の動きが股関節や骨盤を通して上半身と連動することによって、下半身の力が上半身、腕、指に伝わり、その全身から伝わってきた力をリリースに繋げるという一連の動作。
肩を痛める選手はこの一連の動作を上手く使えずに肩の筋肉、腕の筋肉ばかり使っている傾向が強いです 俗に言う手投げという状態…
まずはこの投球フォームの修正が一番の課題となりますが…
実は投球フォームと同じように大事なことがあります!!
それは『姿勢』
姿勢が悪くなると肩関節の可動域がかなりの割合で制限されます。
背中が丸くなって猫背になると動くものも動かなくなり、自分で自分の首を絞めてるのと同じこと…
野球肩の選手はかなりの確率で姿勢不良に陥っています!
姿勢が悪くなり、猫背になってしまうと肩の可動域が制限されて確実にパフォーマンスが落ちてしまいます。60~70%しか動かないのに100%の力を出そうとするとどうなるでしょ!?
わかりやすく言えば、ベンチプレスで60kgしか挙げれない人に100kgの重量を挙げさせるとどうなりますか!?
間違いなく重さに耐えかねて潰れてしまいますよね!?
これと同じこと。
60%の筋出力しか出せないのに100%の筋出力なんて絶対に不可能!! だからみんな故障するんです なので普段から100%の力を発揮するため、猫背にならないように、姿勢不良にならないように意識をすることも故障を防ぐことにつながります。
が、筋肉は縮むことで力を発揮し、伸びることで力が抜けてしまう性質!背中が丸くなるということはそれだけ筋肉が伸ばされて突っ張ってる状態なので力が抜けっぱなし…
この状態で姿勢を正せと言われても、筋力が抜けていますので正しい姿勢をなかなか持続することはできません
野球肩は肩周辺の筋肉や関節の矯正だけではなく、背中を含めた全身の調整を行わないとなかなか取れるものではありませんし、その原因も人それぞれですから、何パターンもの調整が必要となります。
私にお任せください!
トラストではそれぞれに合った方法で野球肩の原因を見つけて施術を行いますので、お困りの方がいましたらいつでもご連絡を下さい。勿論、投球フォーム修正のアドバイスも行いますよ!
お子さんが肩を痛めそうかな!?どうかな!?の目安。
真っ直ぐ立って腕を上に挙げます(バンザイの姿勢)この時に耳の位置より腕が後ろにいかない時は要注意ですよ!
親子でチェックしてみてくださいね。
お電話ありがとうございます、
Trust ~トラスト~でございます。