股関節痛

意外と多い股関節痛。

股関節痛とは言っても、本当に股関節が痛い方と鼠径部(足の前面、太ももの付け根のパンツのラインのところ)が痛い方と大きく2つに分けられます。

下のイラストの左側を見てもらうとわかると思いますが、股関節は大腿骨頭(だいたいこっとう)という丸い骨の部分が、骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるソケットにはまり込む仕組みになっていて、この股関節が太ももやお尻などの周りの筋肉と上手く噛み合うことで、脚を前後左右に自在に動かせる仕組みとなっています。

股関節痛を発症する原因として人間は2本の足で体を支える生き物ですから、どうしても年齢を重ねると勤続疲労を起こし軟骨が磨り減ったりします。

また足の筋力が低下すると関節を支える力も弱くなりますからこの影響も大きいです!スポーツ選手などはプレー中の衝突や衝撃で関節唇を損傷することも…

このように様々な原因で痛みを発症しますが、一番多い痛みの原因は先程も出てきた大腿骨頭(だいたいこっとう)と骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)の位置関係の狂い。

通常、正常な股関節は寛骨臼が大腿骨頭の約4/5を包み込んでいる状態です、上の図を見てもらうとわかると思いますが、大腿骨頭と寛骨臼に隙間がありますよね!?(イラスト赤丸で囲んでいるところの茶色の部分)

毎日2本足で体を支えることで赤矢印方向への圧がかかり続け、この茶色い隙間がなくなって約4/5を包み込んでいる状態から5/5を包み込む状態になってしまいます。

こうなると大腿骨頭が正常な位置よりも中に入り込んでしまうので、これを正常な関節の位置に戻してやらないといけません!でないと骨と骨がぶつかり合うようになって傷つけてしまいますから…

股関節の矯正をして、周りの筋肉とのバランスを整えると痛みはかなり減少しますよ!

 

鼠径部(足の前面、太ももの付け根のパンツのラインのところ)が痛い方は先程の股関節とは別に筋肉の問題と内臓の位置関係の問題が考えられます。

下のイラストを見てくださいね。

このイラストの赤丸で囲んでいる部分よく皆さんが『股関節が痛いです』と言われるところがこの部分!ちょうどパンツのラインくらいのところ…

この部分はイラストを見ての通り、大腰筋や腸骨筋というインナーマッスルがありますので、この筋肉が何かしらの影響を与えている可能性があります。

それと内臓の位置関係の問題、女性の方は特に多いです。
この内臓の位置関係に歪みが出ると、骨盤の中に子宮が包まれるようになっていますから、子宮にも悪影響を与えてしまいます。この歪みの出ている内臓の位置を調整してあげると、この鼠径部の痛みがなくなることが多々ありますよ!

皆さんそれぞれに痛みがあり、それぞれに原因がありますから、トラストではいろんなお話を聞いた上で、その方に合った施術を行いますので安心してください。

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